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 長野県軽井沢町で15日に起きたスキーバス転落事故で、バスを運行していた「イーエスピー」(東京都羽村市)の高橋美作社長は17日、報道陣に対し、事業を縮小して大型バス部門から撤退すると表明した。

 同社は大型バス7台のほか、高齢者施設の送迎などをするマイクロバスや中型バスを所有している。高橋社長は「管理の未熟さ、ずさんさを実感している。バス事業部の縮小を決め、大型車についてはすべて事業から撤退する」と述べた。

 また同社は、事故のあったツアーを国の基準額の下限(約26万4千円)を下回る19万円で受注していたことに関連し、昨冬は同様のツアーを13万~14万円で引き受けていたことも明らかにした。

 バスには、企画した旅行会社「キースツアー」(東京都渋谷区)に加え、「トップトラベルサービス」(同)と「フジメイトトラベル」(杉並区)が手配した計4人も乗っており、東京都と観光庁は17日、旅行業法に基づきこの2社を立ち入り検査した。フジ社によると、自社のツアーに2人しか集まらず、キース社のツアーに加えてもらえるよう依頼したという。