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 台湾総統選で独立志向の最大野党・民進党の蔡英文(ツァイインウェン)主席が圧勝したことについて、中国共産党機関紙・人民日報系の「環球時報」(電子版)は17日までに、「台湾の民衆が独立路線を支持したわけではない」とする社説を掲載し、蔡氏を牽制(けんせい)した。同紙は蔡氏が独立色を強めようとした場合の対抗措置として、「台湾と外交関係にある小さな国々は北京と国交を結ぶことを希望しており、大陸は、その気になればいつでも断交させ『台湾への懲罰』としてその小国を奪い取ることができる」とした。

 一方、17日付の中国各紙の多くは、国営新華社通信の配信記事を転載。独自の評論も見られず、扱いも小さかった。各紙とも、16日に北京で開かれた中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立式典を大々的に報じた。(北京=倉重奈苗)

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