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 中東の衛星テレビ局アルアラビアは17日、イラクの首都バグダッド南部で米国人3人が民兵に誘拐されたと報じた。在バグダッド米大使館の報道官は「米国人数人が行方不明になったとの報道は把握している」と述べ、イラク当局と連携して捜索していることを明らかにした。

 イラクメディアは警察関係者の話として、「米国籍の3人とイラク人通訳が車で連れ去られた」と報道。3人が米軍関係者だとの情報や、事件が16日以前に起きたとの情報もある。

 バグダッドでは、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」(IS)による自爆テロ事件が続発。シーア派の民兵組織によるとみられる誘拐事件も相次ぐなど治安が悪化している。

 シーア派民兵は2014年、ISに対抗する形で宗教指導者が武装を呼びかけたことで組織化され、イラク政府軍とは別に対ISの戦闘に参加してきた。ただ、米国やスンニ派を敵視する勢力も多く、昨年9月にトルコ人、12月にカタール人のグループが誘拐された事件にも関わったとみられている。(ドバイ=渡辺淳基)

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