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 元本を保証するなどとうたい、うその勧誘をして金を集めたとして、福岡県警は18日、資産運用会社「日本ヴェリータ」(東京都中央区)の社長、上鵜瀬良久容疑者(53)ら男3人を詐欺と金融商品取引法違反容疑で逮捕した。県警への取材でわかった。

 県警によると、同社は外国為替証拠金取引(FX)などをうたって九州を中心に約100人以上から金を集めたが、運用実態はなかったという。集めた金はほかの顧客への配当や役員報酬などに充てていたといい、8億円以上が焦げ付いたとみている。

 ほかに逮捕されたのは、同社福岡支店の元支店長と元営業員。3人の逮捕容疑は2011~15年、「元本を保証する」などと虚偽の勧誘をして顧客3人から計約1千万円をだまし取るなどしたというもの。

 同社をめぐっては、証券取引等監視委員会の調査で、福岡県を中心に14億円以上を集めていたことが判明。東京地裁は監視委の申し立てに基づき業務停止を命じた。出資した福岡、熊本両県の男女13人は昨年11月、同社に計約6650万円の賠償を求める訴訟を福岡地裁久留米支部に起こしている。