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 2月3日は節分の日。この日に「恵方巻き」という巻きずしを食べる習慣が広がっています。種類も増えていて、おすしだけでなくロールケーキなども登場しました。今年はどんな恵方巻きを食べますか?

 「恵方」とは、その年の福徳をつかさどる「歳徳神(としとくじん)」がいるとされる方角だ。今年は「南南東」で、そちらに向きながら食べることが良いとされている。

 巻きずしには「福を巻き込む」という意味がある。切らずにかぶりつくことで、縁を切らないことや、こん棒に見立てて鬼を追い払うことにもつながる。

 発祥は諸説あるが有力なのは大阪だ。大阪海苔協同組合は「江戸時代後期から、大阪・船場の商人が商売繁盛を願って食べるようになった」と説明している。すたれていた風習を、のりの消費拡大を狙って業界団体が1970年代から復活させた。90年代以降はセブン―イレブンなどコンビニが全国で恵方巻きを売り出し、定着していった。

 ミツカングループの昨年の調査では、20~50代で恵方巻きを知っているとした割合は8割超。昨年の節分で実際に食べた人は64%だった。発祥といわれる大阪を含む近畿が77・6%と高く、他の地域も食べた人の割合は増加傾向だ。