解散騒動の渦中にあったアイドルグループ「SMAP」が存続することを、所属するジャニーズ事務所が18日、取材に対して認めた。

 メンバー5人は同日夜、フジテレビ系のバラエティー番組「SMAP×SMAP」に生出演し、一連の騒動について謝罪した。最初に語った木村拓哉さん(43)は「我々SMAPのことで世間をお騒がせしました。たくさんの方にご心配とご迷惑をおかけしました。このままだと空中分解になりかねない状態だと思いましたので、5人が顔をそろえて皆さんに報告することが大切だと思いました」と説明。「これから自分たちは何があっても前を見て、ただ前を見て進みたいと思います」と決意をにじませた。

 SMAPは1988年に結成、91年にCDデビューした。現在のメンバーは、木村さん、中居正広さん(43)、稲垣吾郎さん(42)、草彅剛(くさなぎつよし)さん(41)、香取慎吾さん(38)の5人。メンバーが多くのレギュラー番組を持ち、CMにも多数出演。「世界に一つだけの花」などのヒット曲があり、これまで出した55枚のシングルのうち、33作がオリコン1位になっている。

 一部スポーツ紙が13日に、木村さん以外のメンバーが、グループの育ての親とされるマネジャーの事務所からの退社にあわせて独立の意思を固めたと報じた。グループ解散の危機が伝わると、ファンなどから惜しむ声が上がり、解散を阻止するためSMAPのCDを買おうと呼びかける運動も起こっていた。

 この日の生放送では「世界に一つだけの花」を歌う過去の映像とともに、番組に寄せられた視聴者からの「SMAP大好き」「応援します」といったメッセージが紹介された。

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 ほかのメンバーの主な発言は次の通り。(敬称略)

 稲垣「これからの自分たちの姿をみていただき、そして応援していただけるように精いっぱい頑張っていきます」▽香取「みなさまと一緒にまた今日から、いっぱい笑顔を作っていきたいと思っています」▽中居「SMAPがどれだけみなさんに支えていただいているのかということを、改めて強く感じました。これからもよろしくお願いいたします」▽草彅「今回、ジャニー(喜多川社長)さんに謝る機会を木村君がつくってくれて、今僕らはここに立てています。5人でここに集まれたことを安心しています」