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 長野県軽井沢町でスキーツアーの大型バスが道路脇に転落し14人が死亡した事故で、転落した現場から約100メートル手前にあったガードレールの接触痕よりさらに手前の路面に、バスの左側のタイヤ痕が残っていた。捜査関係者への取材でわかった。県警は、バスがガードレールへの接触前から蛇行していたとみている。

 捜査関係者によると、タイヤ痕は幅などから、車体が左に傾いて荷重が強くかかったことによる痕跡とみられる。転落現場のすぐ手前にもバスの右側のタイヤ痕が残っており、県警は、バスが車体を左右に傾かせながら、制限速度の50キロを超す速度で走って転落したとみて、19日にも車体の検証を始め、当時の正確な速度などを調べる方針だ。

 一方、死亡した土屋広運転手(65)=東京都青梅市=の死因は多発性外傷で、現時点では薬物やアルコールなどは検出されていないというが、県警はさらに詳しく調べている。