トルコ南部のシリア国境に近いキリスで18日午前(日本時間同日夕)、公立中学校の校庭とその周辺で爆発があり、少なくとも校庭の清掃をしていた女性1人が死亡し、重傷2人を含む3人が負傷した。複数のトルコのメディアが伝えた。トルコ軍はシリア領内の過激派組織「イスラム国」(IS)支配地域からロケット弾を撃ち込まれたとして、IS側に報復攻撃を行ったという。

 爆発が起きたのはシリア国境から約10キロ北にある、キリス中心部にあるエユプ・ギョクチェ中学校とすぐ近くの空き地の2カ所。トルコのメディアによると、トルコ軍はレーダーでロケット弾が発射された場所はIS支配地域だと特定したという。

 爆発直後、現場入りしたキリスのハサン・カラ市長がニュース専門テレビNTVの電話インタビューに「(目撃者によると)南の方(シリア側)から迫撃砲弾が飛んできたようだ。砲弾は2発以上あったとみられる」と語った。

 一方で、キリスの国境を挟んだシリア側はトルコや欧米が支援する「自由シリア軍」などの反体制派勢力が多いとみられている。(イスタンブール=春日芳晃

こんなニュースも