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 古都に伝わる秘宝を披露する春の「京都非公開文化財特別公開」の概要が21日、主催の京都古文化保存協会から発表された。4月29日~5月8日の期間中、京都17社寺が参加。朝日新聞社が特別協力する。

 法界寺(ほうかいじ)(伏見区)では本尊で秘仏の「薬師如来立像」(国重要文化財)が、1965年秋の第1回特別公開以来、半世紀ぶりに一般公開される。

 像高約88センチのサクラの寄せ木造りで、衣の部分に細く切った金箔(きんぱく)を張った截金(きりかね)の文様が美しく残る。平安時代の1051年、藤原氏の一族の日野資業(すけなり)が、日野家に伝わる薬師如来像を胎内に収めるために造らせたと伝わり、「日野薬師」「乳薬師」として安産祈願などで特に女性から信仰を集める。