【動画】無数の蓮葉氷が沿岸の一部を埋め尽くしている=神村正史撮影
[PR]

 本土最東端にある北海道根室半島沖の根室海峡で、無数の「蓮葉氷(はすばごおり)」が沿岸の一部を埋め尽くしている。潮流や風向きで日々形を変え、日没時には夕日に照らされて黄金色に輝いている。

 道立オホーツク流氷科学センター(紋別市)によると、海水は零下1・8度で氷の結晶ができ、やがて氷の板となってぶつかり合い、縁がめくれた蓮葉氷になる。根室半島では汽水域の沖で多く見られ、センターは「塩分濃度が低いので凍りやすいのでは」という。

 一般的には、オホーツク海の北西部でできた氷域が成長しながら南へ広がるのを流氷と呼ぶが、北海道沿岸でできた氷も海を漂い出せば流氷だという。(神村正史)