アンコール曲の童謡「ふるさと」が演奏されていた時でした。客席にいた皇后さまがバッグから何かをとりだし、口にあてました。飲みものを手にされたのかと目をこらすと、それは木製の笛「コカリナ」でした。そして、曲に合わせて吹き始めたのです。

 1月16日、東京・池袋の東京芸術劇場で開かれていたコカリナ奏者・黒坂黒太郎さんらによる「コカリナ20周年記念コンサート 歓喜(よろこび)の歌」での出来事でした。アナウンスもなく、突然演奏を始めた皇后さまに、周囲の観客は気付いていないようでした。もちろん報道陣にも知らされない「サプライズ」演奏でした。

 皇后さまの隣席にいた黒坂さんの姉・宮下明子さん(68)に当時の様子を聞きました。

 皇后さまはこの日、演奏会の後半から鑑賞しました。リズムに合わせるように体を動かしたり、口ずさんだり。小学生の演奏には「あら、かわいい」と笑顔を見せるなど、1曲ごとに感想を話していたそうです。

 コカリナを手にしたのは、2回目のアンコール曲「ふるさと」の時でした。皇后さまは「お姉さんも吹かれるんでしょう」と宮下さんにたずね、曲の2番から演奏を始めました。宮下さんは演奏はせず、皇后さまの演奏に聴き入ったそうですが「とてもきれいな音で、完璧でした」と興奮気味に話してくれました。

 あまり知られていませんが、黒…

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