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■大島理森・衆院議長

 5年間に3度も最高裁から「違憲状態」と言われた。国会議員は主権者から権力を預かり、国権の最高機関たる立法府で判断していく大きな責務を負っている。立法府の我々に対する国民の信頼の危機、日本の統治機構全体の信頼の危機だ。

 我々自身、個々的にはつらいこともたくさんある。自分の選挙基盤や政治生命に関わることだ。だけど、国権の最高機関たる中の衆議院が総理を選び、法律を作り、予算を成立させるのは、国民から預けられた権利でやる。その我々が、三権分立の憲法の中で最高裁から言われたことにこたえる責務を果たすことが、本当にいま問われている。

 選挙のたびに「違憲状態の衆議院議員さんですよ」と(言われる)。これはもう通用しなくなる危機感を持っている。一票の格差(是正)だけは何としてもやらないといけない。

 定数削減はこれから(政党間)協議してもらわなければならない一つのポイント。基本的に(衆議院選挙制度に関する調査会の)答申を尊重して欲しいが、答申も「本来政党で決めるべきで、あえて結論を出せというならこうですよ」と言った。そこを考えると、少しは政党間の話し合いの余地も(調査会の)先生方は認めてくださるのか、という思いはなくはない。ただ、それによって今度はアダムズ方式を採用した場合の結果が相当影響してくる。計算上できなくはないと思うが、そういう問題がある。(BSフジの番組で)

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