[PR]

 カレーチェーン「CoCo(ココ)壱番屋」を全国展開する壱番屋(愛知県一宮市)から異物が混入した冷凍カツの廃棄処分を委託された産業廃棄物処理業ダイコー(同県稲沢市)の男性会長(75)が、産業廃棄物管理票(マニフェスト)の虚偽記載を認めたうえで、「売るためにやった」と話していることが、ダイコーの代理人弁護士らへの取材でわかった。

 県警などによると、壱番屋は昨年10月、ダイコーに異物が混入した疑いのある冷凍カツ約4万枚の廃棄処理を委託。ダイコーは処分せずに、マニフェストに処理完了と虚偽の記載をした疑いがある。県警は14日に同社を家宅捜索し、16日にはダイコー会長を任意聴取した。その際、会長は冷凍カツをみのりフーズ(岐阜県羽島市)へ横流ししたことを認めたという。

 弁護士らによると、ダイコー会長は冷凍カツの横流しを認める一方、規格外の商品と認識していたと説明。「(冷凍カツに)プラスチック片が入っているとは知らなかった。知っていたら横流しはしなかった」という趣旨の話をしているという。