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 東京駅東側の東京都中央区京橋2丁目で進む京橋再開発プロジェクトで、秋に完成予定の複合施設の名称が「京橋エドグラン」に決まった。開発業者の日本土地建物が19日発表した。耐震工事などを経て昨年に業務再開した区指定文化財「明治屋京橋ビル」と、建設中の新ビルとで構成し、一体となって首都玄関口の新たなランドマークを目指す。

 新ビルは地上32階、地下3階の高さ170メートル、のべ床面積11・3万平方メートルで、高層にオフィス、低層に商業施設が入居する。地階で地下鉄京橋駅と直結し、31メートルの吹き抜けや、ベンチや椅子のあるオープンスペースも設ける。震度6程度の地震に対応する中間層免震構造で、区の帰宅困難者一時滞在施設の指定を受け、数千人を3日間受け入れ可能な防災拠点の役割も担うという。

 商業エリアには飲食店を中心に30店が入居を予定。区観光協会の情報センターも開設し、観光客の取り込みも狙う。洋菓子店「Toshi Yoroizuka」の旗艦店を出す人気パティシエ・鎧塚(よろいづか)俊彦さんは名称発表会で「エドグラン」がモチーフのケーキを披露。京橋出身でプロジェクトの広報大使を務めるブリキのおもちゃコレクター・北原照久さんと共に新たなランドマークの節目を祝った。(西本ゆか)