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 福岡市が新年度一般会計当初予算案について、総額7750億~7850億円の規模で調整していることが20日わかった。2014年度の市税収入が過去最高を記録するなど好調な財政状況を背景に、過去最大規模だった今年度の当初予算(7820億円)並みの編成になりそうだ。

 新年度予算案には、20日に参議院で成立した国の補正予算で博多港の整備関連費が措置されたことに伴い、入港が急増しているクルーズ船の受け入れ環境整備費を計上する。このうち新規事業の一つとして可動式通路設置の事業費を盛り込んだ。新規事業では、初期の認知症患者対策に取り組む集中支援チームの設置費なども計上する。

 ほかに計上するのは、市が導入を構想するバス高速輸送システム(BRT)の検討費や、通院医療費の助成対象拡大に伴う子ども医療費関連など。

 市は新年度の市税収入を、今年度の見込みを上回る2780億~2810億円程度と想定。歳出では、人件費や扶助費などの義務的経費が今年度を上回る見通しだ。(小田健司)

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