[PR]

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画をめぐり、翁長雄志(おながたけし)知事は19日、埋め立て承認取り消しの効力を止めた国の決定を取り消すよう求める訴訟を2月初めまでに起こす、と発表した。国の決定は違法だとして「国地方係争処理委員会」に審査を申し出たが、却下されたことを不服としたもの。計画をめぐり国と沖縄の間で3件の裁判が並行して進むことになる。

 翁長氏は会見で、「地方自治、民主主義のあり方が問われている。政府との間で何が問題になっているか、県民、国民にご理解いただきたい」と述べた。

 翁長氏は昨年10月に辺野古の埋め立て承認を取り消したが、国は行政不服審査法に基づき効力を停止させた。翁長氏は、違法な決定だとして国の第三者機関である国地方係争処理委員会に審査を申し出たが、委員会は昨年12月に却下した。

 移設計画をめぐっては、国は昨年11月に翁長氏に代わって取り消しを撤回する「代執行」に向けた訴訟を提訴。県も12月、国の決定の取り消しを求める「抗告訴訟」を起こしている。

こんなニュースも