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 三重県四日市市の東名阪自動車道で昨年7月、高速バスがダンプカーに追突して約2メートル下の茶畑に転落し、乗客ら27人が重軽傷を負った事故で、国土交通省中国運輸局は20日、バス会社「ロウズ観光」(岡山県倉敷市)に対し、所有する貸し切りバス1台について40日間の使用停止とする行政処分をしたと発表した。

 バスは昨年7月13日夜、東京ディズニーランド(千葉県)を出発し、倉敷市に向かう途中で事故を起こした。運輸局による特別監査の結果、これまでに営業区域外で運送したり、乗務員の健康状態を適切に把握していなかったりといった道路運送法違反が判明。運輸局に事前に届け出た料金より低い金額で運行していたこともわかったという。

 ロウズ観光の佐藤雅彦社長は「軽井沢の事故を見て身の引き締まる思い。処分を真摯(しんし)に受け止め、社員教育を徹底したい」と話した。