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 国際原子力機関(IAEA)の天野之弥(ゆきや)事務局長は19日、年頭の所感を発表し、来年11月までが任期の自身の事務局長職について「加盟国の信任が得られるなら、次の任期も喜んで務める」と3選への意欲を表明した。

 天野氏は3選を目指すことについて「(IAEAの活動に)継続性が求められているため」とした。IAEAはこの日、イラン核問題で同国への国連安全保障理事会や欧米の制裁が解除されたことを受けて臨時の理事会を開き、今後の同国の核活動に対する検証などについて協議した。イラン核問題の解決は2009年12月の天野氏の事務局長就任時、IAEAの最大の懸案事項の一つだった。

 天野氏は理事会後の記者会見で「多くの加盟国から3期目を務めるよう勧められている。信頼に感謝したい」と語った。天野氏は09年には2度にわたる理事会での選挙を経たが、13年には他の立候補者が出ず、再任された。(ウィーン=喜田尚)

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