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 勾留中の男(31)=詐欺罪などで起訴=の弁護人を務めた際、共謀して男の知人から500万円を脅し取ったとして、大阪府警は20日、大阪弁護士会所属の弁護士を恐喝容疑で書類送検したと明らかにした。「脅す内容の手紙ではなかったし、脅していない」と否認しているという。

 捜査関係者によると、書類送検されたのは女性弁護士(45)。2014年4月、飲食店経営の男に接見した際、「(私の)信用を裏切ったらどうなるかわからない。貸した金を返せ」などと書かれた司法書士(40)あての手紙を預かって渡し、自身の口座に500万円を振り込ませた疑いが持たれている。府警は「弁護士の立場を悪用した」として、起訴を求める厳重処分の意見を付けた。

 男はこの恐喝事件でも逮捕されたが、大阪地検が今月13日付で不起訴処分(嫌疑不十分)とした。弁護士は取材に「身に覚えがない。地検の適正な判断を待つ」と話した。