スポーツウェア型の「ウェアラブル端末」を使い、選手の心拍数や移動距離をリアルタイムで把握するシステムを、NTT西日本などが開発した。数値を総合して0~120の「ハッスル指数」で表現し、データを生かしたスポーツの新たな楽しみ方を提案する。

 大阪市中央区の商業施設「もりのみやキューズモール」で20日、システムが披露された。フットサルをプレーするチーム全員の心拍数や活動状況が、コート外の大画面に映し出された。試合後は心拍数などから計算した「ハッスル指数」を、個人のスマートフォンで見られる。この施設で今月24日~3月27日に開かれる「スマート光フットサル」で実体験できる。

 開発したシステムを使うと、選手が試合中の自らの動きを確認したり、観客が試合を見ながら選手の活動データを見たりできる。NTT西の太田真治常務は「選手は強みや弱みを分析でき、観客も楽しめる」と話す。同社はスポーツ施設だけでなく、病院や介護施設などでも生かせるとみて、数年後に10億円程度の事業にすることをめざす。(新宅あゆみ)

こんなニュースも