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 福岡市のゴルフ場経営会社の元社長が、会社の登記簿に虚偽の記載をした疑いが強まったとして、福岡地検は20日、電磁的公正証書原本不実記録などの疑いで、福岡県朝倉市にある元社長の関係先などの家宅捜索を始めた。捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、元社長は、新たな株式の発行を決議したとする虚偽の内容の株主総会議事録を法務局に提出し、登記変更申請をした疑いがある。昨年6月に株主側から刑事告発を受け、福岡地検が捜査していた。

 登記簿などによると、ゴルフ場経営会社は1987年に設立。90年に朝倉市にゴルフ場を開き、プロのツアー会場になるなど、知名度があった。その後、経営が行き詰まり、2011年6月、福岡地裁に民事再生法の適用を申請した。負債額は関連会社を含めると425億円に上ったという。