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 千葉県の流山、松戸両市の5・7キロを単線鉄道で結ぶ流鉄流山線が3月14日、開業100周年を迎える。東京に人と物資を運ぶ目的で旧流山町民たちの出資で建設された市民鉄道。首都圏にあってレトロな雰囲気を残し、1世紀を経た今も沿線住民の足として2両編成で走り続けている。

 上りターミナル駅の流山駅は木造平屋のこぢんまりした駅舎だ。発車のベル音が響き渡るころ、駅員が玄関口に立ち、駆け寄ってくる乗客がないか、辺りを見回す。乗客にあいさつの言葉はかけても、「急いでください」は禁句だ。「慌てて転んだりしたら大変。利用者の安全が一番ですから」と駅長の小谷野勝成さん(49)。

 始発から終電まで、全電車で昔から玄関立ちをしてきた。乗客は1日平均7632人。お年寄りの乗車を見届けて30秒遅れの発車もままある。こんな気遣いが「市民鉄道」と親しまれてきた理由でもある。

 電車はワンマンカーで全6駅に自動改札機はない。券売機で厚紙の乗車券を買い、降車駅で駅員に手渡す昔ながらの営業が続く。

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