20日のニューヨーク株式市場は、原油先物相場の急落を受け、投資家がリスク回避の姿勢を強めたため、大企業で構成するダウ工業株平均は一時、前日終値比560ドル超値下がりした。その後は買い戻しの動きも広がり、前日より249・28ドル(1・56%)安い1万5766・74ドルと、約5カ月ぶりの安値水準で取引を終えた。

 20日は米原油先物相場が一時、1バレル=26ドル台前半に下落し、12年8カ月ぶりの安値をつけた。世界経済の先行きに対する不透明感が高まり、投資家がリスクを回避しようと幅広い銘柄に売り注文を出した。業績が悪化する懸念から石油大手エクソンモービルやシェブロンなどの株式が売られ、ダウ平均全体の足を引っ張った。

 取引終了にかけては、安値をつけた銘柄を買い戻そうとする動きも強まり、急速に下げ幅は縮まった。

 ハイテク株が中心のナスダック市場の総合指数は、前日より5・26ポイント(0・12%)低い4471・69で取引を終えた。(ニューヨーク=畑中徹)

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