21日の東京株式市場は、円高が落ち着きをみせたことなどから買い戻しの動きが出て、日経平均株価が一時310円超上がった。午後1時では、前日終値より98円99銭高い1万6515円18銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は3・02ポイント高い1341・99。その後利益確定売りに押され、前日終値比で下落に転じる場面も出ている。

 午前の終値は、265円92銭(1・62%)高い1万6682円11銭。TOPIXは17・66ポイント(1・32%)高い1356・63。出来高は12億6千万株。

 日経平均は年明けから下げ足を強め、20日までに昨年末比で2600円超下落しており、企業業績に比べて割安との見方も出ている。ただ、20日の欧米やアジアなど主要株式市場は全面安で終えており、中国経済減速や原油安を背景とする国際的な金融市場の動揺は収まっていない。

 日本時間21日夜には、欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表がある。米が利上げを志向する一方、ECBは金融緩和を続けており、「会見でのドラギ総裁の発言が注目される」(大手証券)という。

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