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 米海洋大気局(NOAA)と米航空宇宙局(NASA)は20日、2015年の世界の平均気温が過去最高を記録したと発表した。20世紀の平均(13・9度)よりも0・90度高く、これまで最も高かった14年の記録を0・16度更新した。地球温暖化やエルニーニョ現象などが影響したとみられるという。

 記録が残る1880年以降の世界各地の陸上や海上での測定データをもとに分析した。NOAAによると、昨年12月は特に温かく、20世紀以降の12月の月平均を1・11度上回った。月平均の上昇幅が1度を超えたのは初めてという。

 14年秋以降、太平洋東部の赤道付近の海面水温が上昇するエルニーニョ現象が発生。昨春以降に特に深刻化しており、記録的な気温上昇に拍車をかけたという。(ワシントン=小林哲

■世界の平均気温が高かった年

(数値は20世紀の平均値との差、単位は度)

1 2015 0.90

2 2014 0.74

3 2010 0.70

4 2013 0.66

5 2005 0.65

6 1998 0.63

  2009 0.63

8 2012 0.62

米海洋大気局(NOAA)のデータから