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 21日午前4時40分ごろ、茨城県筑西市旭ケ丘の住宅で「両親が血を流して倒れている」と、同居する40代の娘から119番通報があった。駆けつけた救急隊員らが血を流して倒れている夫婦を発見。妻の鈴木トミさん(77)の死亡が確認された。夫(80)は病院へ搬送されたが、命に別条はないという。夫が「介護に疲れて殺した」などと話していることなどから、県警は夫が無理心中を図ったとみて調べている。

 捜査1課などによると、トミさんは首や腹に複数の刺し傷があり、仰向けに倒れていた寝室のベッドの上には血のついた包丁があった。夫は玄関近くの階段脇で、腹から血を流して仰向けに倒れていたという。

 夫婦は、娘夫婦と孫2人と暮らしていた。夫は「(病気がちだった)妻の介護に疲れて殺した」などと救急隊員に話したという。自宅内で見つかったメモには「若い者に迷惑をかけたくない。葬式は家族葬で」などと記されていた。