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 整理回収機構(RCC)の差し押さえを免れようと会社の資金約41億6千万円を海外に流出させたとして、強制執行妨害目的財産損壊等の罪に問われた京都市上京区の不動産会社「ペキシム」(2004年解散)元社長、西山正彦被告(69)らの初公判が22日、京都地裁であった。西山被告は「争いません」と述べ、起訴内容を認めた。

 検察側によると、西山被告はペキシムに対する旧住宅金融専門会社(住専)の債権を引き継いだRCCによる強制執行の動きを察知。13年2月、実質経営するガソリンスタンド経営会社「アルフレックス」(京都市中京区)幹部で次男の篤麿(あつま)被告(39)らと共謀し、同社の資金約39億6千万円を香港の口座に、同10~11月には約2億円をカナダの口座に移し強制執行を妨害したとされる。(米田優人)