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 過激派組織「イスラム国」(IS)が支配するイラク北部モスルで、6世紀に建てられたキリスト教の聖エリヤ修道院が破壊されていたことが衛星画像から判明した。AP通信が伝えた。

 聖エリヤ修道院は西暦582~590年に建てられ、イラクで最も古い修道院の一つとされる。18世紀にはペルシャ勢力の攻撃を受けた。イラク戦争後は米軍兵士の祈りの場となった。

 AP通信が入手した衛星画像を専門家が分析した結果、2014年8月下旬から9月下旬にかけて破壊されたという。ISは14年6月にモスルを制圧した。

 イラクにはかつて100万人以上のキリスト教徒がいたが、現在は約30万人と推定される。ISは支配地域で古代遺跡や宗教施設の破壊を繰り返している。(カイロ=翁長忠雄)

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