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 甘利明経済再生相(衆院神奈川13区)や公設秘書が、千葉県の建設会社側から現金を受け取ったなどと「週刊文春」で報じられた問題について、甘利氏は21日の参院決算委員会で「調査して説明責任を果たしていきたい」と強調し、辞任を否定した。だが、与党からは甘利氏の進退論が浮上。野党も甘利氏の説明があいまいだとして辞任を求める構えだ。

 甘利氏は同日の決算委で、建設会社社長らと大臣室や地元事務所で面会したことは認めたが、現金を受け取ったかについては「記憶があいまいだ」と答えた。野党議員から、公設秘書が建設会社側のために口利きをした見返りに現金を受け取ったのか問われると、「きちんと調査する」と繰り返した。

 安倍晋三首相は甘利氏の調査を待つ考えだが、現職閣僚の一人は、甘利氏の続投について「厳しい」と指摘。また、甘利氏が2月4日にニュージーランドで行われる環太平洋経済連携協定(TPP)署名式に出席する意向を示していることを踏まえ、自民党の閣僚経験者の一人は「署名式まではもたない」と語った。公明党幹部も「甘利さんはすぱっと決断する」と話しており、早期に進退を判断すべきだとの声が上がる。

 首相に近い自民党幹部や公明党…

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