東京・銀座の大通りから少し離れた古いビルに、週に1種類の本だけを売る書店がある。5坪の店内に広がるのは、店主が厳選した本の世界観を体感できる空間。口コミで評判を集め、海外観光客も足を止める。

 「どうぞ、手にとってご覧ください」。店主の森岡督行(よしゆき)さん(41)が気さくに声をかける。昨年5月に開店した森岡書店。「一冊、一室。」という斬新なコンセプトで、毎週火曜日からの6日間、1種類の本を販売する。

 森岡さんは東京・茅場町で9年間、古書店を経営。何度も開催した出版イベントで著者や読者の喜ぶ顔を見るうちにこう思い立った。「紙の本が生き残るにはコミュニケーションが重要。売る本は1冊だけあればいいんじゃないか」

 スープ専門店「Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)」などを展開するスマイルズの出資を受けて銀座に移転し、「一冊」を売る本屋が生まれた。

 著者や編集者と相談して本の見…

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