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 岐阜県関ケ原町と関ケ原観光協会は「日清のどん兵衛 東西食べ比べ」と題し、だしの種類が違う関東と関西のカップ麺「どん兵衛」のセットを販売している。関ケ原は1600年に天下分け目の戦場になり、今は東西文化の結節点だ。

 東西文化の違いが顕著な食文化に着目。かつおだしの関東版と昆布だしの関西版のどん兵衛に、関ケ原の戦いの福島正則ら東軍と石田三成ら西軍の代表的な戦国武将のイラストを付けた。イラストレーターの長野剛さんが描き、ほかに、徳川家康、黒田長政、島津義弘、島左近、大谷吉継、小早川秀秋のイラストもある。その組み合わせは16通りだ。

 昨年、2回の催しで試行的に販売したところ、好評だった。このため、関ケ原駅前観光交流館で1月15日から、通常サイズ380円、ミニサイズ280円(いずれも2個セット、税込み)で販売を開始。観光客の多くが購入し、26日までに800セット近くが売れた。

 県と町は関ケ原古戦場のグランドデザインをつくり、古戦場の魅力を発信しようとしている。県の担当者は「食文化にとどまらず、新たなものを模索しながら観光振興につなげたい」と話す。(古沢孝樹)