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 鹿児島県奄美市で昨年12月、同市の元飲食店経営山田恭子さん(当時67)の遺体が見つかった事件で、県警は22日、いずれも死体遺棄容疑で逮捕、起訴された無職吉田博隆容疑者(66)=奄美市名瀬小浜町=と無職横山栄一(ひでかず)容疑者(41)=東京都新宿区上落合1丁目=を殺人の疑いで再逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。

 県警によると、山田さんの死因は溺死(できし)。2人は共謀して昨年12月中旬ごろ山田さん宅で、何らかの方法で山田さんを溺れさせて殺害した疑いがある。

 捜査関係者によると、横山容疑者の供述などから風呂場で殺害された可能性が高いという。遺体には肋骨(ろっこつ)が折れるなどの不自然な外傷があり、事故ではなく、何者かに殺害されたとみていた。

 横山容疑者は「いい仕事がある」と吉田容疑者に誘われ、昨年12月15日に奄美入り。あらかじめ遺体の遺棄に使ったスコップやシートなどを購入しており、県警は、山田さんと同居していた吉田容疑者が、知人の横山容疑者と共謀し、山田さんを計画的に殺害した疑いがあると判断した。