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 交際中だった女性を11年ほど前に殺害したとして、福岡県警は、佐賀県伊万里市二里町中里甲、自称アルバイト吉富和彦容疑者(47)を殺人の疑いで逮捕し、23日発表した。「包丁で刺して殺したことに間違いない」と容疑を認めているという。

 捜査1課によると、逮捕容疑は2004年秋から05年春ごろまでの間、福岡県久留米市の志賀勝美さん(当時28~29歳)宅で、志賀さんの胸を刃物で刺して殺害したというもの。死因は失血または出血性ショックとみられるという。

 「志賀さんの息子の所在がつかめない」との情報が12年9月に行政機関から寄せられ、県警が調べていた。今月20日、吉富容疑者の供述に基づき捜索したところ、容疑者宅近くにある田んぼのあぜ道の土中から、志賀さんと乳児の遺体が見つかった。

 乳児は生後数カ月とみられ、県警は行方不明になっていた志賀さんの息子の和音(かずと)ちゃんとみて、身元や死因を調べる。吉富容疑者は調べに対し、「和音ちゃんは志賀さんとの間の子どもで、自分が殺した」と供述しているという。吉富容疑者と志賀さんは当時、同居していたという。