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 国際的な監査法人デロイトは、世界各国のサッカークラブの2014~15年シーズン長者番付を発表した。レアル・マドリード(スペイン)が5億7700万ユーロ(約750億円)を稼いで11季連続首位だったほか、上位30位までにイングランド1部の17クラブがランクイン。リーグの潤沢さを見せつけた。

 上位30クラブをリーグ別で見ると、イングランドが17、イタリア5、スペインとドイツが3、フランスとトルコが1だ。

 イングランド1部リーグは他リーグに比べ、放映権料が高額な上、各クラブに比較的均等に分配する特徴がある。17クラブは、昨季1部から降格した3クラブを除く全クラブだった。レスターは13~14年シーズンは2部におり、放映権収入が少なく、長者番付では30位以内に入らなかった。だが、1部に昇格した14~15年は24位。1部残留を果たし、潤沢な資金を元に、昨年の夏に日本代表FW岡崎らを獲得した。

 上位に入ったのは、多額な参加料が支払われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場したクラブがほとんどだが、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)はトップ10で唯一、出場を逃しながらも上位をキープした。放映権料に加え、米国の自動車メーカーGMとの大型スポンサー契約もあり、収入を伸ばした。15~16年シーズンは欧州CLに出場していることから収入増が見込め、デロイトは「レアル・マドリードを抜く可能性がある」と指摘している。

 イングランドリーグは昨年2月に16~17年シーズン以降の放映権を売却し、その額は最高額を更新した。来季以降もイングランド勢の栄華は続きそうだ。(ロンドン=河野正樹)

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■サッカークラブの長者番付(2014~15シーズン)

(1)①レアル・マドリード       750億円

(2)④バルセロナ           729億円

(3)②マンチェスター・ユナイテッド  675億円

(4)⑤パリ・サンジェルマン      625億円

(5)③バイエルン・ミュンヘン     616億円

(6)⑥マンチェスター・シティー    602億円

(7)⑧アーセナル           566億円

(8)⑦チェルシー           546億円

(9)⑨リバプール           509億円

(10)⑩ユベントス          421億円

以下、日本選手の所属クラブ

(11)⑪ドルトムント(香川)     364億円

(13)⑭シャルケ(内田)       285億円

(14)⑫ACミラン(本田)      258億円

(19)⑰インテルミラノ(長友)    214億円

(22)(25)サウサンプトン(吉田) 194億円

(24)レスター(岡崎)        178億円

(デロイト調べ。丸数字は13~14年シーズンの順位。1ユーロ130円で計算。レスターの前季は圏外)