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 中東の民主主義国を自任するトルコで、与党・公正発展党(AKP)の実権を握るエルドアン大統領や政権を批判する、学者やジャーナリストの摘発が相次いでいる。野党や人権団体などは「表現の自由」の侵害だと反発するが、強権ぶりに歯止めがかからない。

 「トルコ政府は南東部の住宅地を攻撃し、住民の生きる権利、自由と安全の権利を侵害している」

 今月11日、トルコの89大学の大学教授ら計1128人が、トルコ軍が南東部で続けるクルド系非合法武装組織「クルディスタン労働者党」(PKK)に対する掃討作戦で、多くのクルド系住民が巻き添えになっていると訴え、作戦の即時停止を求める声明を出した。

 トルコメディアによると、捜査当局は「学問の自由、表現の自由の域を超えており、テロを扇動している」として、声明に署名した学者らの研究施設を一斉捜索し、少なくとも約30人を一時的に拘束。エルドアン氏は20日、「学者らは反逆の穴に落ちた代償を払うことになる」と述べた。

 これに対し、政権に批判的な報…

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