【動画】青竹で温めた笹酒を飲んで健康を祈る「がん封じ笹酒まつり」=荒ちひろ撮影
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 青竹で温めた笹(ささ)酒を飲んで健康を祈る「がん封じ笹酒まつり」が23日、奈良市の大安寺であった。ほんのり甘い香りが漂う中、多くの参拝者が竹の杯を手に健康や長寿を願った。

 奈良時代の光仁天皇が境内の竹に酒を注いで飲み、長生きしたという故事にちなんだ行事。命日とされるこの日に毎年、法要とまつりが催されている。

 笹酒を注ぐ「笹娘」は、市内のきもの専門学校や日本語学校で学ぶ21人が務めた。その一人、ミャンマーの留学生ウィンウィンカインさん(21)は「私の国ではこういうお祭りはないので楽しい。きれいな着物を着て日本人の気持ちになりました」と笑顔で話した。

 車で訪れた人や未成年には酒の代わりに水を温めた「笹水」がふるまわれた。(荒ちひろ)