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 自民党の松村祥史参院議員(熊本選挙区)は23日、2010年参院選の収支報告書にある政党支部からの寄付3500万円の記載が支部の政治資金収支報告書になかった問題で、「3千万円は自己資金だったと思う。迂回(うかい)献金などのやましいお金ではない」と説明し、誤記載や記載漏れの可能性があることを認めた。

 松村氏は熊本市内で取材に応じて陳謝。「政党支部の報告書は自分で見ているが、選挙運動の報告書は秘書に任せていた。監督不行き届きだった」と述べた。当時の会計責任者らに聞き取りをしており、詳細は改めて説明するという。

 同席した秘書によると、3500万円のうち3千万円は松村氏が貯金や借金で準備した自己資金で、残り500万円は自身が代表を務める政党支部からの寄付の可能性があるという。

 松村氏が県選管に提出した「選挙運動に関する収支報告書」には、自民党熊本県参議院選挙区第一支部から計3500万円の寄付を受けたとの記載がある。だが、同年の同支部の収支報告書には寄付を支出した記載がなかった。(河原一郎)