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 フリースタイルスキー・ワールドカップ(W杯)の女子ハーフパイプで、2014年ソチ五輪銅メダリストの小野塚彩那(石打丸山ク)が今季初勝利を挙げた。22日、米カリフォルニア州のマンモスマウンテンで決勝があり、悪天候のため1回目の得点で競った結果、昨季種目別覇者の小野塚が85・00点で通算2勝目を挙げた。鈴木沙織(尾瀬ク)が64・40点で4位に入った。

■予選・決勝通じすべて1位

 決勝は強風が吹き荒れ、開始が遅れた。それでも小野塚は、「予選よりいいランを決めたいと思い、しっかり自分のタイミングで出られるようにした」。落ち着いて臨み、85・00点の高得点をマーク。悪天候のために1回目で競技が打ち切られ、運も味方に今季初勝利を手にした。

 ソチ五輪金のボーマン(米)ら有力選手がそろった大会で、予選、決勝を通じて3回全ての滑走で1位。「自分が今まで積み重ねてきた物がしっかり身になった。まだまだ発展途上だが、自分のできることはすべて出し切れたかなと思う」と満足げに振り返る。

 エアの高さにはもともと定評があったが、オフに後ろ向きで滑走する「スイッチ」に磨きをかけ、スキー板をつかむ「グラブ」の練習にも重点を置いた。それが安定した得点につながった自負がある。

 ただ、昨季の種目別女王は常に危機感も抱く。「他の選手にはできない物を何かやらないと勝てなくなってきている」。ライバルのレベルアップを刺激に、これからも高さや細かい技術を武器に自分らしく戦っていくつもりだ。(時事)

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