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 ラグビーのトップリーグは23日、上位トーナメントの「LIXIL(リクシル)杯2016」(日本ラグビー協会、朝日新聞社主催)と下位順位決定戦があり、5位以下が決まった。7位決定戦はどちらかが得点するまでの延長(最長10分)となり、近鉄が3分にFW永下のトライでNTTコムを振り切った。豊田自動織機の元日本代表、大西将太郎は引退試合を飾れなかった。13位以下の4チームは下部リーグとの入れ替え戦へ回る。

 3連覇を狙うパナソニックと東芝の決勝は24日、東京・秩父宮で3位決定戦とともに行われる。

■大西、鬼の形相でラストプレー

 元日本代表で豊田自動織機のCTB大西将太郎(37)が選手生活にピリオドを打った。実家から自転車で10分、思い出の詰まった花園ラグビー場を駆けた。

 今季からコーチ兼任となった大西はケガが重なったこともあり、今季初めてのメンバー入り。後半10分から出場すると、一方的な相手ペースの中、持ち前の激しいタックルでスタンドをわかせた。37分にはトライ後のゴールも成功。ロスタイムに右肩を痛めたが、鬼の形相で向かっていった。

 ノーサイドの瞬間に涙があふれた。「試合中は『時間よ止まれ』と思ってました。最後に花園でやれるとは、ラグビーの神様は僕にやさしかったんかな」。トップリーグ143試合目を終え、さわやかに笑った。

 ▼下位順位決定戦 トヨタ自動車48―17キヤノン、近鉄22―17NTTコム、サントリー78―14豊田自動織機、ホンダ45―38クボタ、リコー27―22コカ・コーラ、NEC32―22NTTドコモ

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