[PR]

 ニューヨーク市長などを務めた世界有数の資産家、マイケル・ブルームバーグ氏(73)が秋の米大統領選で無所属候補として立候補を検討していると、複数の米メディアが23日、相次いで報じた。ブルームバーグ氏は過去にも大統領選への立候補が取りざたされながらも固辞してきたが、過激な発言を繰り返すドナルド・トランプ氏(69)が共和党の候補者争いでトップを走り、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)も伸び悩む中、考えを変えつつあるという。

 最初に報じたニューヨーク・タイムズによるとブルームバーグ氏は共和、民主の両党が極端な主張の候補者を選んだ場合の立候補を想定し、側近に計画の作成を指示。3月上旬までに結論を出す予定という。自らの名前を冠した通信社の創業者として個人資産が355億ドル(約4兆2千億円、フォーブズ誌推定)に上るブルームバーグ氏は、立候補した場合、選挙に10億ドルを投じる用意があるという。

 ブルームバーグ氏は長年の民主党員だったが、共和党候補として2001年にニューヨーク市長に初当選。その後無所属となり、3期12年間務めた。公園の整備や再開発の促進のほか、飲食店内の禁煙義務づけなどの政策で注目を集めたが、「独断的」などの批判も受けた。現在も両党と距離を置きながら、銃規制などの問題に取り組んでいる。(ニューヨーク=中井大助

こんなニュースも