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 日本ラグビー協会は24日、今季のトップリーグの総入場者数が49万1715人で過去最多を記録したと発表した。1試合平均も6470人で過去最多。これまでの最多は昨季の39万6421人だった。

■また来たくなる好勝負 ラグビー熱気再び

 ロスタイムの奇跡。25年前の歓声がよみがえってきた。1991年1月、トップリーグ発足前の全国社会人大会決勝。パナソニックの前身、三洋電機は、あとワンプレーを守り切れば初優勝だった。しかし、ロスタイムに神戸製鋼に球をつながれ同点トライを許す。勝ち越しのゴールを決められ、インゴールでうなだれた。

 あのときと同じ北側のインゴールに立った試合終了間際。25年前のような瀬戸際に立たされたが、逆転を狙った東芝のゴールは外れた。「いやー、凍り付きました」。胸をなで下ろしたのは当時、三洋の主将だった飯島均・パナソニック部長だ。

 91年の試合は平日にもかかわらず、観客が2万人を超えた。7連覇へ向かう神鋼のライバルとして当時のブームを支えた。「(日本代表が活躍した)W杯のおかげで、盛り上がっている。今日の試合で、『また、来よう』と思う方がいてくれたら」と飯島部長。この日の観客は札止めの2万4557人。日本で開催されるW杯まで4年を切った。どんなPRより効果がある好勝負だった。(森田博志)

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