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 政界引退を表明し、大阪市長を退いてから1カ月あまり。橋下徹氏が早くも「復活」した。国政政党「おおさか維新の会」が24日に開いた戦略本部会議に、法律政策顧問として出席。参院選に向けた党独自の憲法改正の条文作りで中核を担うことになる。

 大阪市内の党本部での会議は冒頭のみ公開された。松井一郎代表(大阪府知事)ら8人が待つ中、報道陣の前に姿を見せるのは昨年12月以来の橋下氏が最後に正面中央に着席。松井氏の後に発言を促され、「いや」と首を横に振った。

 出席者によると改憲論議は1時間ほどで、党が目指す国から地方への権限移譲を中心に協議。報道陣の退室後、橋下氏も積極的に発言し、「(護憲派の)新聞も反対できない内容だ」と誇らしげに語ったという。

 橋下氏はこの1カ月、弁護士として顧問先からの相談に乗るほか、企業経営者ら向けの講演会に招かれている。4月以降はテレビ出演も再開する予定だ。

 松井氏は記者団に、橋下氏は会議に毎回参加し、「専門家としてアドバイスをもらう」と述べた。圧倒的な知名度を生かし、憲法改正案でも橋下カラーを印象付ける狙いがある。(野上英文

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