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 ポルトガルの大統領選が24日にあり、最大野党、社会民主党(中道右派)のマルセロ・レベロデソウザ元党首(67)が当選を決めた。昨秋の総選挙では同党が中心の連立政権側が最大勢力の座を保ちながらも過半数を失い、政治の実権を握る首相の座は中道左派の社会党に移っていた。

 ポルトガルの大統領は象徴的な意味合いが強い国家元首で、議会の解散権などを持つ。内務省の集計(開票率99・5%)では、レベロデソウザ氏の得票率は52%。AFP通信などによるとテレビのコメンテーターとして知名度が高く、左派系候補らを引き離した。

 経済危機を緊縮財政で乗り切ったポルトガルは昨秋、総選挙をへて社会民主党がいったん政権を維持したものの、議会で事実上の不信任となり、緊縮策にブレーキをかけたい左派政党の支持を受けて社会党が政権交代を果たしていた。大統領選では左派の票が割れたという。(パリ=青田秀樹)

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