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 関西電力は25日、福井県高浜町の高浜原発3号機について、29日にも再稼働させると明らかにした。これまでは28日以降との見通しを示していた。原子力規制委員会に対し、原子炉の起動に必要な検査日程を「29日以降、準備が整い次第」と25日に報告し、再稼働の日程を正式に表明した。

 関電は原子炉を稼働時と同様な状態にして性能を確かめる「起動試験」を24日午後に始めた。核燃料の核分裂を抑える制御棒が正常に機能するかどうかを、29日午前に確かめる。規制委の保安検査を受けて、問題がなければ、同日夕にも制御棒を抜いて原子炉を起動させる方針。2月下旬にも営業運転を始める。

 関電は高浜4号機についても、1月31日以降に原子炉へ核燃料を搬入し、2月下旬にも再稼働させる。

 高浜3、4号機を巡っては、福井地裁が運転差し止めの仮処分を昨年4月に出した。関電が異議を申し立て、地裁は同12月に処分を取り消し、再稼働できるようになった。(伊藤弘毅)