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 新星ひしめく声優アイドル界で、上坂(うえさか)すみれが異彩を放っている。ロリータ服に身を包み、ロシア文化や軍事に強い関心を持つ。「奇をてらっているわけでなく、好きなことをやっているだけ」。自然体に独自路線を貫く。

 「年に1、2個、自分の中にブームがくる」。昨年は「三国志」にハマり、横山光輝の漫画を読みあさった。3億円事件を描いた漫画の次は殺人事件の本へ。「大多数がいいというものに合わせられたらいいけど、根が頑固で不器用なので。社会的に亀裂を生じやすい難儀な性格なんです」

 中学の頃、筋肉少女帯のCDを買った。自身の最新アルバム「20世紀の逆襲」では、その大槻ケンヂや、サエキけんぞう、和嶋慎治ら個性的なアーティストが楽曲を提供した。エレクトリックなポップナンバーからヘビメタまで、愛らしく歌い上げる。レトロで写実的なジャケットは4種類。「超時空要塞(ようさい)マクロス」の美樹本晴彦や、江戸川乱歩「パノラマ島綺譚」のマンガ化などで知られる丸尾末広らが描いた。

 4年前、大学のロシア語学科在籍中に声優デビュー。アニメ「中二病でも恋がしたい!」の凸守(でこもり)早苗役や「艦隊これくしょん―艦これ―」の吹雪役を務めた。最近は国際的なアニメフェアや海外の催しに呼ばれることも多い。「海外のアニメファンにもたくさん出会いたい。今年はサハリンにも行ってみたいです」(岡田慶子)

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