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 関西電力は29日午後5時、高浜原発3号機(福井県高浜町、出力87万キロワット)を再稼働した。東日本大震災後の新規制基準下では、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)に続き2カ所3基目の再稼働だ。プルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)燃料を使う「プルサーマル発電」では全国初となった。

 午後5時、関電高浜原発3号機の中央制御室で運転員が、核燃料の核分裂反応を抑える制御棒を引き抜くレバーを操作した。制御棒が正常に動いていると確認されると、室内に「高浜3号機、17時00分に原子炉起動しました」とのアナウンスが流れた。

 30日午前6時ごろには、核分裂反応が続く「臨界」の状態に達する予定だ。2月1日には試験運転に入り、発電と送電を始める。2月下旬には営業運転に入る見通しだ。

 高浜3号機の再稼働は3年11カ月ぶり。関電の原発が動くのは、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)が定期検査で止まって以来、2年4カ月ぶりだ。関電は29日、高浜4号機で31日午後、原子炉内へと核燃料を搬入すると発表した。2月下旬に再稼働し、営業運転の開始は3月下旬をめざす。