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 26日午前6時50分ごろ、東京都中央区の東京メトロ日比谷線の銀座駅構内で白煙があがり、日比谷線は一時、全線で運転を見合わせた。警視庁や東京消防庁によると、銀座駅の数寄屋橋交差点近くの出入り口付近の排気ダクトで、ほこりが焼けた跡が見つかった。けが人はいなかった。

 通勤ラッシュの時間帯の駅に白煙が立ちこめ、焦げた臭いが充満した。駅員が乗客らを階段で地上へ誘導したり、他の路線への乗り換えを促したりし、乗客らはハンカチなどで口を押さえながら移動。日比谷線は銀座駅などを除く区間で折り返し運転をした後、午前9時14分に全線で運転を再開した。このトラブルで約6万8千人に影響が出た。

 出勤途中だった東京都多摩市の会社員、遠田智雄さん(46)は日比谷駅で電車を降り、駅員に誘導されて2駅先まで歩いた。「午前9時の出社時間に遅れてしまう。仕方ない」。銀座駅近くに勤める茨城県取手市の会社員、中沢真弓さん(48)は別の地下鉄に乗り換えて銀座駅に到着。「ちょっと焦げ臭いにおいがした。テロもあるので嫌だなと思った」と話した。