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 金融庁は、銀行員らからの意見や批判を電子メールで受け付ける「金融行政モニター受付窓口」を29日に開く。メールは金融庁職員の目に触れずに弁護士、大学教授ら金融にくわしい6人のモニター委員に届き、委員が「お目付け役」として金融庁幹部に意見することで行政に反映させる。

 通報者が同意しない限り、名前や所属は金融庁に知らされない。金融庁は、ドラマ「半沢直樹」などで銀行への行きすぎた検査が描かれ、悪役のイメージが広がった。麻生太郎財務・金融相は26日の閣議後会見で「イメージの転換が必要」と話し、金融庁幹部は「監督される立場の方が、我々には言いづらい本音を通報できる窓口が必要と考えた」と説明した。

 専用のアドレス(kinyugyoseimonitor@fsa.go.jp)では、有識者や一般の市民からの意見も受ける。寄せられた意見は、個人情報などを伏せて3カ月ごとに公表する予定だ。(上栗崇)