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 連合と経団連の労使トップ会談が29日午前、都内で開かれた。論戦が本格化した今年の春闘は、労働側が要求するベースアップ(ベア)の広がりに加え、中小企業や非正規の働き手にどこまで賃上げが波及するかが焦点。どう賃上げするかという議論の出発点で労使の見解は差が大きく、厳しい交渉になりそうだ。

 会談の冒頭で、経団連の榊原定征会長は「収益が拡大した企業に、昨年を上回る(ボーナスを含む)年収ベースの賃上げを呼びかけている」と述べた。連合の神津里季生会長は「月例賃金(月給)の引き上げこそが重要だ。ボーナスは収益次第で、持続的な賃上げにはつながらない」と主張した。

 連合は、賃金体系全体を底上げするベアを「2%程度を基準」に要求する方針を示し、定期昇給も含め月例賃金の引き上げにこだわる構え。経団連は経営側の春闘指針で「年収ベースの賃上げ」を主張し、どう賃上げするかは「さまざまな選択肢が考えられる」とベアにはより慎重な姿勢だ。

 連合は今年、中小企業などへの…

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