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 イラク北部クルド地域政府のバルザニ大統領が26日、今年11月までに独立を問う住民投票をする考えを主要政党に伝えた。政府系の地元テレビ局ルダウが報じた。同氏は繰り返し独立の可能性を示唆してきたが日程を示したのは初めて。

 同大統領は自身の属するクルド民主党(KDP)やクルド愛国同盟(PUK)などの会派に「米大統領選前に住民投票を実施すべきだ」と伝えた。住民の多数が独立を支持するとみられているが、イラク政府の反発は必至。実現には曲折も予想され、過激派組織「イスラム国」(IS)対策でのイラク政府との連携が揺らぐ可能性もある。

 クルド人は独自の言語や文化を持つ。3千万人前後がトルコやイラン、シリアなどに分かれて暮らし、国を持たない最大の民族とも言われる。イラクでは、独自の予算や議会、大統領を持つなど、大幅な自治が憲法で認められている。

 だが、2014年6月にイラク…

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